2018東北社会人リーグ2部北第13節

水沢サッカークラブ 3-4 TDK親和会(前半1-1、後半2-3)
胆沢川桜づつみ多目的グラウンド
 
916日、暑さが戻り30度を超える気温の中、ホームで東北社会人サッカーリーグ第13節を行いました。TDK親和会は、今シーズン下位にいますが、前半戦はアウェイで引き分けており、昨シーズンも星を落としている相手であり侮れないところです。4連勝しているところですが、この試合に集中して勝利を目指して試合に臨みます。
先発メンバーは、GK㉛根本一平、DF④小野寺俊成⑦今野雅崇、⑲佐藤達也、㉟山田太一翔、MF⑩千葉龍二⑭石母田弘⑯朝日田慎吾、㉔菅原光、FW⑮城澤優斗⑳鈴木雄大となりました。
 
前半は、水沢クラブがボールを保持し試合を優位に進めますが、TDK親和会もしっかりとした守備からカウンターを狙う展開が続きます。序盤、⑩千葉龍二や④小野寺俊成がシュートを放ちますが枠を捉えられません。相手も積極的にシュートを放ちますが、GK㉛根本一平の正面が多く一進一退の展開が続きました。そんな中、前半36分、⑭石母田弘のパスに抜け出した⑯朝日田慎吾が右サイドからセンタリングを上げると反対サイドで待ち構えた⑮城澤優斗がダイレクトボレーでシュートを放ちます。地面に叩きつけたボールは相手GKの頭上を越えてゴールに吸い込まれ、先制に成功します。これで試合が優位に進むかと思った2分後、コーナーキックの場面からカウンターを受けて失点してしまいます。前半をリードして終わりたいところでしたが悔やまれるゲームコントロールで1対1の同点で前半を折り返します。
 
試合の主導権は握っているものの、ミスもみられましたし相手もチャンスを狙っています。自分たちのボールを大切しながら、決めるべきチャンスをしっかりと決めようと確認して後半に臨みます。
 
後半に入ると、ペースを上げてきた相手のペースで試合が進みます。中盤での守備がうまく機能せず、ディフェンスラインまで押し込まれシュートまで持ち込まれますが失点せずに踏みとどまります。後半13分、スルーパスに抜け出した⑮城澤優斗が相手GKと1対1の場面を作りますがシュートが枠を捉えられませんでした。その後はお互いに決定機を作れずに時間が進みます。疲れの見えた⑯朝日田慎吾と⑳鈴木雄大に替えて、㉓佐藤龍太㉖菊池千帆を投入します。さらに㉔菅原光に替えて⑨佐藤史也を入れて活性化を図りますが、後半31分、スルーパスに抜け出された相手に決められリードを許します。1点を追う展開となりましたが、ここで交替選手が躍動します。後半37分、右サイドをドリブル突破してペナルティエリア内に侵入した㉖菊池千帆からのパスを受けた⑮城澤優斗がシュートを放つと一旦は相手GKのセーブに合いますがこぼれ球に詰めた⑨佐藤史也が押し込み同点とします。その後も勝ち越しを狙って前がかりに試合を進めますが、後半41分、自陣でのボール回しにプレッシャーをかけられるとDFGKとの間での連携ミスを突かれて失点してしまいます。その直後、得点を狙って前がかりになったところでカウンターから失点してしまい2点を追う展開となりますが、選手は最後まで攻める姿勢を貫きました。後半ロスタイム右サイドを突破した㉓佐藤龍太が鋭いセンタリングをゴール前に送ると相手DFがたまらずオウンゴールして1点差に迫りましたが、ここでゲームセットとなり、連勝は4でストップしてしまいました。
 
失点のシーンを振り返ると、防ぐことのできた失点もあり悔やまれるところです。後半戦続けてきた連勝が途切れてしまい、上位の2チームを追うことは難しくなりましたが、ここでリーグ戦は2週間の中断期間に入ります。ここでチームを立て直して再び上位に食い込みたいところです。これからも応援をよろしくお願いいたします。
 
次回リーグ戦
14節 10月7日()13:00キックオフ 対 五戸サッカークラブ
 ひばり野公園サッカー場(五戸町)
 
公式記録は東北リーグ公式ホームページでご確認ください。
http://www.tohoku-sl.jp/