2018東北社会人リーグ2部北第12節

水沢サッカークラブ 3-0 猿田興業(前半1-0、後半2-0)
ふれあいの丘公園多目的運動広場
 
9月9日、前日からの雨が降りしきる中、ホームで東北社会人サッカーリーグ第12節を行いました。相手はリーグトップを走る猿田興業です。前期はアウェイで0対3と完敗でしたが、試合内容は悪くなく、この試合で勝ち点を上げれば、これまでの連勝を活かして上位争いを続けられるという大事な一戦になります。チーム全体でしっかりとした守備を行い、数少ないチャンスをしっかり決めることを確認して試合に臨みます。
 
先発メンバーは、GK㉛根本一平、DF②後藤峻汰、④小野寺俊成、⑲佐藤達也、㉟山田太一翔、MF⑩千葉龍二⑪今松諒平⑭石母田弘㉔菅原光FW⑮城澤優斗⑳鈴木雄大です。
 
前半は開始直後から相手の攻撃を受ける展開となります。自陣でのプレーが多くなりますが、しっかりと守備ブロックを作り、相手のシュートも遠目からのミドルシュートに押えます。何度か中盤のインターセプトからチャンスを伺っていた前半22分、中盤の高い位置で相手からボールを奪った⑪今松諒平がスペースに走りこんだ⑳鈴木雄大にスルーパスを通すと、これを落ち着いて決めて待望の先制点を奪います。
その後も、押し込んだ場面から㉔菅原光がシュートを放ちますが、これは枠を捉えられませんでした。相手もペースを上げてサイドに起点を作りながら攻め込みますが、数多く与えてしまったコーナーキックのピンチをしのいで1点リードのまま前半を終えます。
 
ハーフタイムにはチーム全体での守備をしっかりとすること。相手の攻撃に対して受け過ぎず、自分たちが主体性を持って試合を進めることなどを確認して後半に臨みます。
 
後半に入ると、追いつこうとペースを上げてきた相手のペースで試合が進みます。サイドのスピードを活かした攻撃に押し込まれて、あわや失点しそうな場面もありましたが、身体をはった守備で得点を許しません。特に、この試合では中盤の守備がうまく機能していました。相手の仕掛けに対してしっかりと距離を保ちながら、プレーを限定してボールを奪います。後半10分を過ぎたあたりから、相手のミスに乗じてカウンターの機会が増えます。後半14分、右サイドを突破した⑩千葉龍二がセンタリングを上げると、ペナルティエリアに走りこんでいた⑮城澤優斗が相手ディフェンスが倒してしまい、PKを獲得します。⑮城澤優斗のキックは、一度は相手GKのセーブにあいますが、こぼれたところを自ら押し込み2点目を奪います。
これで落ち着きを取り戻すかと思われましたが、ここから相手の捨て身の攻撃にさらされます。自陣でのミスもあり、決定的なピンチも向かえますが、相手のミスもあり失点せずに試合が進むと、後半36分、カウンターから⑮城澤優斗のパスを受けた⑳鈴木雄大が試合を決める3点目を奪い試合を決めました。試合はこのまま終了し、首位を走る相手から貴重な勝ち点3を獲得しました。
 
リーグ首位を走るチーム相手にしっかりと勝ち切ることが出来、これで4連勝となりました。前線はしっかりと点を取り、ディフェンスもしっかりと守り切ることが出来、チームにも大きな自信が出てきました。この勢いを大事にしながら次節に臨みたいと思います。これからも応援をよろしくお願いいたします。
 
次回リーグ戦
13節 9月16()13:30キックオフ 対 TDK親和会
 桜づつみ多目的グラウンド
 
公式記録は東北リーグ公式ホームページでご確認ください。
http://www.tohoku-sl.jp/