2018東北社会人リーグ2部北第9節
水沢サッカークラブ 2-1 遠野クラブ(前半0-1、後半2-0)、
ふれあいの丘公園多目的広場
8月5日、東北社会人サッカーリーグ第9節を行いました。ここ2試合は引分けが続いており、上昇のチャンスを逃しているため、前半戦の最終試合は是が非でも勝ちにこだわりたいところです。これまでの猛暑が落ち着き、気温も低くなりましたので、大雨と雷だけが心配される中、試合が開始されました。先発メンバーは、GK㉛根本一平、DF②後藤峻汰、④小野寺俊成、⑦今野雅崇、⑲佐藤達也、MF⑩千葉龍二、⑭石母田弘、⑯朝日田慎吾、㉔菅原光、FW⑮城澤優斗、⑳鈴木雄大となりました。
前半8分、相手陣内のルーズな縦パスがディフェンスラインの裏に通りますが、GKがボール処理を誤り、走りこんだ相手FWに無人のゴールに蹴りこまれ、先制を許してしまう嫌な展開となりました。ゲームへの入りが悪く、不用意なファールから相手にペースを渡してしまいます。しかし、15分を過ぎたあたりから中盤でのボールキープ率が高まり、相手陣内に侵入する回数が増え始めます。
ペースを握り始めた頃、心配していた雨が降り始めます。降り始めた雨は一気に勢いを増し、グラウンド上も水浸しになりました。グラウンドのコンディションも影響してか、遠目から放つシュートも相手GKの正面ばかりで得点を奪えないまま前半を終了します。
ハーフタイムでは、まず、失点を取り返すことと、グラウンドコンディションを考え、シンプルに舘につなぎ、カバーリングの意識をとぎらせないようにすることを確認して後半に臨みます。
後半開始から、蹴り合いの展開が続きますが、相手陣内でのプレーが増え、後半15分、ペナルティエリアの前のパス交換から㉔菅原光が縦パスを入れると⑮城澤優斗がおさめてドリブルを仕掛けます。相手との1対1から左愛を振りぬくと相手DFの足に当たったボールはGK内にの頭上を越えてゴールに入ります。悪いグラウンドコンディションの中でもよい時間帯にしっかりと追いつくことが出来ました。その後は、ボールは保持するものの全体が前がかりとなり、相手のカウンターを受けることもありましたが、GKの㉛根本一平を中心にDF陣が身体を張ったディフェンスをみせ、失点を許しません。攻撃でもコーナーキックから⑲佐藤達也や⑳鈴木雄大がヘディングでゴールを狙いますが枠を捉えられません。時間が経過し、後半ロスタイムに相手陣内でフリーキックを得ます。このフリーキックを⑩千葉龍二が左足でゴール前に上げたところに途中出場の㉖菊池千帆が飛び込みヘディングシュートを放ちますと、これが相手GKの手をすり抜けゴールに吸い込まれました。このゴールの直後に試合終了のホイッスルが吹かれ、劇的な逆転勝利となりました。
全体をみると、こちらのミスから相手に先制を許した上に、大雨によりコンディションが悪くなり主導権を握ることが難しいゲーム展開でしたが、後半の早い時間帯に追いつくことが出来、終了間際ですが、しっかりと逆転することが出来ました。前半戦を折り返し、勝ち点13で2部北ブロック4位につけています。後半戦に向けて準備を進めながら、さらに上位を目指したいと思います。これからも応援をよろしくお願いいたします。
次回リーグ戦
第10節 8月26日(日)13:00キックオフ 対おいらせフットボールクラブ いちょう公園多目的グラウンド(青森県おいらせ町)
公式記録は東北リーグ公式ホームページでご確認ください。
http://www.tohoku-sl.jp/