2018東北社会人リーグ2部北第5節

水沢サッカークラブ 0-1 秋田大学医学部サッカー部(前半0-1、後半0-0)、ふれあいの丘公園多目的広場
 
6月10日、東北社会人サッカーリーグ第5節を行いました。やっと奥州市でのホームゲームを向かえることが出来ました。スポンサーの支援でホームゲーム来場者へのフラットファイルのプレゼントも用意し、下部組織のエスコートキッズのセレモニーも準備をしました。東北リーグでは、あまり経験のないエスコートキッズですが、かわいい子どもたちに囲まれると選手の表情も和らいでいてよい企画となりました。
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さて、相手は、現在リーグ戦の首位を走る秋田大学医学部サッカー部となります。学生で運動量が豊富なチームですので、積極的な守備で自由を奪うことを意識して試合に臨みます。
 
先発メンバーは、前線からのプレスを意識して、GK㉛根本一平、DF②後藤峻汰、④小野寺俊成、⑨佐藤史也
⑲佐藤達也MF⑩千葉龍二⑪今松諒平石母田弘、㉔菅原光⑮城澤優斗FW⑳鈴木雄大となりました。
 
試合は開始早々から中盤でのつぶし合いが続きます。お互いに主導権を握られないよう激しいチェックで自由を許しません。徐々にボールの支配率で相手チームを上回ると、ペースを握ります。前線の⑳鈴木雄大が身体を張ってボールキープしたところに2列目の石母田弘や㉔菅原光、⑮城澤優斗が絡んで相手ゴール前に迫ります。前半10分過ぎ、右サイドの⑭石母田弘の突破からセンタリングを送りますが、これは相手DFのクリアに合います。相手GKの判断ミスで得たペナルティエリア内の関節フリーキックも相手の身体を張った守備に跳ね返されます。中盤を過ぎたあたりから、高くなったサイドバックの裏のスペースを使われるようになり、押し込まれる場面が増えましたが、DF陣と⑪今松諒平や⑩千葉龍二がしっかりとブロックを作って押し返します。前半24分、左サイドを崩した⑮城澤優斗からのパスを⑩千葉龍二と入れ替わった㉔菅原光が狙いますが、相手DFに当たったシュートは枠の外に外れてしまいます。その後も押し込み続けますが、前半43分、相手のカウンターを許し、左サイドからのセンタリングを決められてしまい先制を許します。前半はこのまま0対1で終えます。
 
押し込む場面は水沢クラブのほうが多い状況の中、前半終了間際に相手のカウンターから失点してしまいましたが、狙っていた試合が出来ていますので、しっかりと継続しながら相手のカウンターを警戒することなどを確認して後半に臨みます。
 
後半、立ち上がりからお互いに主導権を握ろうと一進一退の攻防が続きました。後半に入るとお互いのディフェンスも激しくなり、イエローカードも出始めました。後半18分、サイドの活性化を図るため、㉔菅原光に替えて㉓佐藤龍太を右サイドに入れます。交代直後、㉓佐藤龍太が狙い通りサイドを崩しますが、相手DFがクリアします。後半23分、相手のカウンターからDFの背後を突かれますが、ここは身体を張ったディフェンスで事なきを得ます。後半25分、相手DFが中盤での反則でこの試合2枚目のイエローカードを受け退場し、数的優位な状況となります。その後は引き気味となった相手に対して押し込む場面が多くなります。後半40分、交替で入った菊地峻宙(たかおき)のクロスがゴール前でこぼれて混戦になりますが、⑥千田隼平のシュートは味方選手に当たってしまい。どうしてもゴールを奪うことが出来ません。ロスタイムも最後まで選手はゴールを狙い続けましたが最後まで得点を奪うことが出来ずに試合終了。前半の失点に泣く結果となりました。
 
残念ながら、ホームゲームでの勝点3を奪うことはできませんでした。しかし、首位を走るチームに対して互角以上の戦いが出来ていましたので、これからの自信につながる試合となりました。これで3試合無得点となりましたが、今日の試合は相手のディフェンスを褒めるべきだと思いました。次節も地元でのホーム戦になります。下部組織に協力してもらいエスコートキッズなどのイベントも企画しますのでよろしくお願いいたします。今回は、たくさんの方々に観戦に来ていただきました。応援ありがとうございました。
 
次回リーグ戦
6節 6月17()13:00キックオフ 対 五戸サッカークラブ
胆沢川桜づつみ多目的グラウンド
公式記録は東北リーグ公式ホームページでご確認ください。
http://www.tohoku-sl.jp/