東北社会人リーグ2部北第16節
水沢サッカークラブ 1-2 猿田興業 ( 前半0-0、後半1-2)桜づつみ多目的グラウンド
10 月1日、秋晴れの中、東北社会人サッカーリーグ第 15 節を戦いました。猿田興業とは前半戦のリーグ戦が大雨で延期となっていたため、今期は初対戦となります。上位チームとの対戦となりますので簡単な失点はしないよう局面ではしっかりと身体を張った守備を徹底することを確認して試合に臨みます。
先発メンバーは、 GK31 根本一平、 DF ④小野寺俊成、⑦今野雅崇、⑲佐藤達也、 23 後藤峻汰、 MF ⑤伊東岳、⑪千葉龍二、⑯朝日田慎吾、 35 今松諒平、 FW ⑨佐藤史也、⑭石母田弘の4-4-2の布陣で試合に臨みます。
前半開始から相手はロングボールを使ってディフェンスラインの裏を狙った早い攻撃を仕掛けてきます。何度かゴール前に迫られますが、身体を張ったデイフェンスでシュートまでは持ち込ませません。時間が進むにつれ試合が落ち着くと中盤でのパスカットが増え、カウンターを伺う場面も出始めますがお互いにリスクを負わない試合運びから得点のチャンスは生まれません。前半 15 分、相手の攻撃陣にバイタルエリアでパスを回されGKとの1対1の場面を作られますが、ここは守護神の 31 根本一平が足でセーブして得点を許しません。前半 40 分、相手の左サイドを突破した⑤伊東岳が相手ペナルティエリア内でシュートを放ちますが、これは相手GKの正面を突き得点とはなりませんでした。前半は0対0のまま折り返します。
前半は、お互いにリスクを負わない試合運びをしたことと、中盤での主導権を譲らなかったため、相手のぶ厚い攻撃を自陣で展開させなかったことから無失点でしのぎきることが出来ました。後半は守備の意識をしっかり継続し続けながら、数少ないチャンスで積極的に得点狙うことを確認して臨みます。
後半は開始直後から我慢比べが続きます。そんな中、先に攻撃のペースをつかみ、後半 15 分を過ぎた頃から相手陣内でのプレーが続きます。後半 19 分、相手の左サイドを突破しゴール前で混戦となります。相手のクリアが小さくなったところに⑭石母田弘が飛び込み、左足でミドルシュートを突き刺し先制に成功します。
ところが、先制したのも束の間、再開直後の後半 22 分、相手陣内からボールを運ばれ最後はペナルティエリア内で相手FWをトリップしてしまいPKを献上します。このPKを決められ振出しに戻ります。
その後も攻めるのか守るのか中途半端なまま時間が経過し、終了間際の後半 43 分、左サイドからの突破を許すとゴール前でキープされ、ゴールに上手く流し込まれてしまいます。これが決勝点となり悔しい逆転負けを喫してしまいました。
我慢して先制をしたところまではゲームプラン通りでしたが、先制した後のゲームプランがチームに共有されずに攻めるしかなくなった相手の勢いを止めることが出来ませんでした。しかし、リーグ戦は続きますので、しっかりと準備をして次節の試合に臨みます。応援に駆けつけていただいた皆さま、ありがとうございます。
次回リーグ戦
第 17 節 10 月8日 ( 日 )11:00 キックオフ 対遠野クラブ 遠野市運動公園陸上競技場
公式記録は東北リーグ公式ホームページでご確認ください。
http://www.tohoku-sl.jp/