東北社会人リーグ2部北第13節

水沢サッカークラブ 1-0 花巻フットボールクラブ(前半0-0、後半1-0)、ふれあいの丘公園
 
9月4日、夏の中断期が明けて秋のスタートとなる東北社会人サッカーリーグ第13節を行いました。リーグも終盤を向かえ、正念場となる戦いが続きます。8月の暑い中、トレーニングと練習試合を積んできた成果をみせ、勝点3を狙います。
 
花巻クラブとは前半戦に接戦を制して勝点を獲った相手です。しかし、早い時間帯で失点して苦しい戦いにしてしまった反省を生かし、守備の意識をしっかりと持って試合をスタートさせること。コンパクトな陣形からサポートを早くして最初のチャンスをものにすることを確認して試合に臨みます。先発メンバーは、GK21橋野浩樹、DF⑱川島佳輔、⑲佐藤達也、25柳本浩幸、29大和田優馬、MF⑤伊東岳、⑦今野雅崇、⑧佐藤健喜、⑨佐藤史也、32田村昭太、FW⑭石母田弘となりました。
試合開始から守備の意識が高く、ボールを奪ってからの速い攻めでシュートまで持ち込みますが、プレーの精度が低く枠を捉えることが出来ません。前半4分、左コーナーキックにゴール前でフリーになった⑲佐藤達也が頭で合わせますが、ゴール右に外れます。その後も⑧佐藤健喜や25柳本がシュートチャンスを向かえますがゴールを割ることが出来ません。徐々に相手も落ち着きを取り戻し、シュートまで持ち込まれる場面もありましたが、守備陣が踏ん張り得点は許しません。前半41分、⑭石母田弘のセンタリングからゴール前でフリーになった⑨佐藤史也にパスが通りますがシュートをミートすることが出来ませんでした。前半最大のチャンスを活かすことが出来ず0対0のままハーフタイムを向かえます。
 
前半は豊富な運動量から相手のディフェンスの裏を狙いチャンスを作り出していましたので、しっかりとフィニッシュを決めることと、コンパクトな守備のラインを意識しつつ11での局面ではより強く守備に行くよう確認して後半に臨みます。
 
後半は立ち上がりから花巻クラブが積極的に前に出てきます。自陣で守備に追われる時間が増えました。後半20分、自陣ペナルティエリア内でファウルを犯してしまい相手にPKを与えてしまいます。このピンチはシュートコースを読んで反応したGK21橋野のセーブを嫌ったシュートがポストをたたき、難を逃れます。その後は疲れが見え始めた相手に対してチャンスをつかみ始めます。後半に交替で入った⑩中村繁が⑨佐藤史也とのパス交換からシュートを放ちますが枠を捉えきれません。その後も⑨佐藤史也、26菊池千帆、32田村昭太がシュートを放ちますが決めることが出来ません。このまま終了かと思われた後半42分、味方陣内からのボールを中盤で拾った⑭石母田弘が左サイドをドリブルで駆け上がると相手GKの位置をみてペナルティエリアの外から左足を振り抜くと相手GKの頭上を越えたボールはサイドネットに吸い込まれました。素晴らしいゴールでやっと勝ち越しに成功します。その後はしっかりと守備を固めて3分間のアディショナルタイムを経過し、タイムアップ。狙っていた勝点3を獲得しました。
リーグ戦も終盤を向かえ、ここから1戦1戦が勝負になってきます。今回の勝利をきっかけにひとつひとつ順位を上げていきたいと思います。暑い中応援に来ていただいた皆様ありがとうございました。これからも応援をよろしくお願いいたします。
 
 
次回リーグ戦
14節 9月11()11:00キックオフ 対ヌ・ペーレ平泉前沢 一関運動公園陸上競技場
 
公式記録は東北リーグ公式ホームページでご確認ください。
http://www.tohoku-sl.jp/