2016東北社会人リーグ第10節
秋田大学医学部サッカー部 2-2 水沢サッカークラブ(前半0-1、後半2-1)、八橋陸上競技場(秋田市)
7月10日、雨が降り出しそうな曇天の中、東北社会人サッカーリーグ第10節を行いました。前節のホームゲームでは難敵をしっかりとコントロールして勝点3を獲ることが出来ましたので、継続してしっかりとした守備から早い攻撃を狙って試合に臨みます。
相手は大学生であり、運動量が豊富なチームですので、個人の戦いで後手に回るとやられてしまうため、1対1の対応をしっかりとすることと、早い攻撃でゴールを目指すことを確認して試合に臨みます。先発メンバーは、GK21橋野浩樹、DF③佐々木一馬、⑤伊東岳、⑥千田隼平、⑲佐藤達也、MF④小野寺俊成、⑦今野雅崇、⑨佐藤史也、⑪千葉龍二、32田村昭太、FW⑭石母田弘となりました。
試合開始は相手のプレーに安定感がなく、相手陣内でのプレーが多くなります。⑭石母田の突破からゴール前に侵入しますが、相手GKにシュートを当ててしまいます。こぼれ球を⑦今野が狙いますが、これはゴール左サイドに外れてしまいます。その後は、リズムを取り戻した相手のサイド攻撃に守備する展開が続きました。
前半18分、相手のセットプレーをしのいだところから、左サイドの⑨佐藤史也が相手陣内に持ち込み相手DFともつれたところをMFに入った32田村が持ち上がりセンタリングを入れます。これに反応した⑭石母田がしっかりと押し込み先制に成功します。狙っていた速攻からの得点でした。
その後は相手の攻撃を受け、自陣での戦いが続きます。前半27分、守備ラインを突破されたところで相手FWを倒してしまった③佐々木一馬が2枚目のイエローカードで退場となってしまいます。急きょ右サイドの⑥千田隼平を左サイドに変更して守備を固めて前半をしのぎます。
ひとり少なくなった分、今日の試合でやれることは限定されたため、チームとしての目標ははっきりとしました。しっかりとした守備から早い攻撃です。この一点に集中して後半に臨みます。
後半は、割り切って引いた形から味方陣内では激しくプレッシャーをかけ続けます。そんな中、後半10分に速攻から相手陣内でフリーキックを得ます。直接狙えそうな距離でしたが、ファーサイドに上げたボールにセットプレーで上がっていた⑲佐藤達也が頭で合わせて追加点を奪います。
その後も、しっかりとした守備で相手に自由なプレーをさせない展開が続いていましたが、後半24分、ゴール前に上がったセンタリングをヘディングで跳ね返した際に相手選手を押し倒したとの判定を受け、PKを与えてしまいます。このPKを決められてしまい1点差となってしまいます。しかし、これで気落ちすることなく、しっかりとした守備から攻撃を繰り出し守備一辺倒にならずに試合は進みます。DF陣もしっかりと身体を張った守備を続けてきましたが後半44分、ゴール前の混戦から決められてしまい同点となります。このまま3分のアディショナルタイムをしのいでタイムアップ。アウェイの試合で貴重な勝点1をもぎ取りました。
退場で1人少ない状況の中での貴重な勝点1でしたが、勝利も見えていただけに悔しさも残る試合でした。7月17日(日)に予定されていた新日鐵住金釜石戦は相手チームのスケジュールの関係で延期となっています。24日(日)のリーグ戦八学大2014戦に向けて準備をしていきます。これからも応援をよろしくお願いいたします。
次回リーグ戦
第10節 7月24日(日)11:00キックオフ 対八学大2014 ふるさと運動公園陸上競技場(青森県南部町)
公式記録は東北リーグ公式ホームページでご確認ください。