2016東北社会人リーグ第9節

水沢サッカークラブ 2-1 TDK親和会(前半2-0、後半0-1)、ふれあいの丘公園
 
7月3日、梅雨特有の蒸し暑さの中、東北社会人サッカーリーグ第9節を行いました。リーグも折り返しとなり、前半戦のふがいない戦いを挽回すべく気持ちを切り替えて試合に臨みます。トーナメントでの戦いで見えてきた課題を生かしながら、しっかりと勝点3を狙います。
 
TDK親和会とはリーグ初戦に対戦して自分たちのミスから失点してしまい星を落としてしまいましたので、守備の意識をしっかりと持って試合をスタートさせること。コンパクトな陣形からサポートを早くして素早い攻撃を心がけることを確認して試合に臨みます。先発メンバーは、GK①横田泰洋、DF⑥千田隼平、⑲佐藤達也、25柳本浩幸、29大和田優馬、MF④小野寺俊成、⑤伊東岳、⑦今野雅崇、FW⑩中村繁、⑪千葉龍二、⑭石母田弘となりました。
試合開始から守備の意識が高く、ボールを奪ってからの速い攻めでシュートまで持ち込みますが、プレーの精度が低く枠を捉えることが出来ません。相手もワントップにボールを集めて攻撃を組み立てようとしていましたがバイタルエリアで自由を与えずシュートは許しません。前半28分、ゲームが動きます。中盤でのパス交換から⑭石母田のスルーパスに⑦今野が反応し、相手GKの前でうまくコースを変えて先制します。味方のパス交換中に3人目の動きからの得点でほしかった先制点を奪います。その後も落ち着いた試合運びからチャンスを伺います。前半38分、トップの石母田がドリブルでペナルティエリアに侵入し、シュートを狙うと、これが相手DFの手に当たりPKを獲得します。このPKを⑲佐藤()がしっかりと決めて2点差とします。ここからは相手も前がかりになり守備の時間が多くなりますが、しっかりとした守備で相手の攻撃を跳ね返します。このまま前半を終了したいと思っていた前半41分、ペナルティエリア内で相手選手を倒したとの判定で相手にPKを与えてしまいます。しかし、これをケガから復帰した①横田が左サイドに飛んだシュートに反応し、スーパーセーブで得点を許しません。直後のコーナーキックから強烈なヘディングシュートを打たれますがこれもセーブ。前半終了間際のピンチを守護神が完璧に防いでくれました。その後はしっかりとゲームをコントロールして2点リードのまま前半を折り返します。
 
前半に徹底した守備の意識を継続することと、コンパクトな守備のラインを意識しつつ11での局面ではより強く守備に行くよう確認して後半に臨みます。
 
後半は立ち上がりからTDKが積極的に前に出てきます。早いタイミングでのセンタリングから強力なワントップがシュートをこころみますが、枠を捉えることが出来ません。ディフェンス陣も身体を張ったディフェンスをみせ、ゴールを割らせることはありませんでした。後半23分、⑩中村に替え、26菊池千帆を投入します。この直後、中盤のパス回しから⑤伊東が抜け出し、シュートを放ちまずが相手GKがセーブ、跳ね返ったところに替わったばかりの26菊池が飛び込みますがシュートは枠を捉えられませんでした。その後も粘り強い守備で相手の攻撃を跳ね返し続けますが、後半41分、大きなセンタリングを折り返されたところに飛びこまれ失点してしまいます。これで点差は1点差となりましたが、その後は集中力を切らさず、相手にチャンスを与えないまま3分のアディショナルタイムを経過し、タイムアップ。狙っていた勝点3を獲得しました。
リーグ戦の中断期も練習を重ね、トーナメント戦での課題を修正していただけに価値のある勝利となりました。これから上位チームを追いかけてひとつひとつ順位を上げていきたいと思います。暑い中応援に来ていただいた皆様ありがとうございました。これからも応援をよろしくお願いいたします。
 
 
次回リーグ戦
10節 7月10()14:00キックオフ 対秋田大医学部 八橋陸上競技場(秋田市)
 
公式記録は東北リーグ公式ホームページでご確認ください。
http://www.tohoku-sl.jp/