2019 9/29 東北社会人リーグ第14節
水沢サッカークラブ 2- 4 大宮サッカークラブ(前半 1-1、後半1-3)、桜づつみ多目的広場
9月29日、胆沢川桜づつみ多目的広場において、東北社会人リーグ2部北ブロック第14節、対大宮サッカークラブ戦を行いました。大宮クラブは2部北ブロックにおいて無敗でトップを走っており、優勝目前ですが、ホームゲームで一矢むくいたいところです。
先発メンバーは、GK31根本一平、DF④小野寺俊成、⑩千葉龍二、25佐々木郁哉、MF②後藤峻汰、⑬木村朋生、⑭石母田弘、⑮佐藤龍太、32田村昭太、FW⑨佐藤史也、⑲佐藤達也の3-5-2の布陣で試合に臨みます。
開始直後はお互いに守備を重視した試合運びとなり、大きな展開からチャンスを狙う展開となりました。前半15分、縦パスを受けた相手FWが左サイドをドリブルで持ち上がると、そのままペナルティエリア内に侵入し、最後はGKとの1対1の場面から決められて失点します。この失点で目が覚めたのか、以降は水沢クラブが主導権を握ります。両サイドを使って相手陣内に侵入すると、⑨佐藤史也や⑮佐藤龍太がシュートまで持ち込む場面が見られました。前半25分、左サイドの深いところまで侵入した⑲佐藤達也が大きくサイドを替えると、逆サイドにいた②後藤峻汰がヘディングで落したところに走りこんだ⑭石母田弘がダイレクトで蹴り込み同点に追いつきます。その後はお互いに攻め合うものの得点には至らず同点のまま前半を終了します。
個人技の高い大宮サッカークラブに対して先制はされたものの、組織的な守備で対抗しながらサイド攻撃で同点に追いつき、前半を終了することができました。後半はどちらが先に得点を奪うかが重要になります。相手の早い攻撃に気をつけて守備のバランスを崩さないことを確認して後半に臨みます。
後半は開始から相手陣内に押し込む展開が続きます。FWの⑨佐藤史也や②後藤峻汰がシュートまで持ち込みますが得点には至りません。後半9分のコーナーキックではニアサイドで⑬木村朋生がヘディングで合わせますが、これはわずかに枠を捉えられませんでした。逆に後半15分、相手がゴール前に大きく上げたボールをクリアできずに混戦となり、押し込まれてしまい失点します。良い感じで攻めていた流れが相手に傾く痛い失点となりました。その2分後、今度は中盤を突破されると右サイドに展開されエンドラインの深いところからセンタリングを上げられます。これに必死に戻ったディフェンスの足に当たってしまいそのままオウンゴールとなってしまいます。これで2点を追う展開となります。その後は持ち直し、得点を狙う展開の中、右サイドでボールを受けた⑮佐藤龍太が抜け出してセンタリングを上げるとゴール前に走りこんだ②後藤峻汰がヘディングであわせて得点し、1点差とします。反撃の機運が大きくなったところですが、2分後に相手フォワードに持ち込まれシュートを決められてしまい、再び2点差とされてしまいます。その後は最後まで相手ゴールを目指しますが、相手の身体を張った守備を崩すことができずにこのまま試合終了となりました。
格上の相手に対して、前半はしっかりとした戦いから五分の展開を見せることができました。後半の失点シーンでは改善すべき点も見られましたので、チームの中で整理し、次節には反映できるよう準備を進めていきたいと思います。今節の結果、優勝は、大宮サッカークラブに決まりましたが、最後までリーグ上位を狙っていきたいと思います。応援に駆けつけていただいた皆さま、ありがとうございます。
次回リーグ戦
第14節 10月6日(日)13:00キックオフ
対北都銀行サッカー部
胆沢川桜づつみ多目的広場
公式記録は東北サッカー協会公式ホームページでご確認ください。
http://tohoku-fa.jp/tohoku-sl/